吉田輝星が「吠えてる!」 1試合3発男もお手上げの“魔球”に「やられたなあ」
金足農時代に大活躍した甲子園でプロ入り後初先発
■阪神 8ー3 日本ハム(交流戦・5日・甲子園)
日本ハムの吉田輝星投手が、1試合3本塁打を記録したばかりの阪神・大山悠輔内野手を手玉に取った魔球が注目を集めている。「やられたなあ ええ高さから落ちとる」「カッコよすぎ」とのコメントが集まった。
吉田は5日に甲子園で行われた阪神戦で今季2度目の先発登板。気負いもあったか初回1死から中野、近本に連打を浴び走者一、二塁のピンチ。ただここで佐藤輝を三ゴロ、そして2日に1試合3本塁打していた大山はフルカウントから渾身のフォークで空振り三振に斬り捨てた。吉田が最大の武器にする“美直球”を思わせる軌道からスッと落ちている。
試合を配信した「DAZN」は、思わず雄叫びを上げる場面までを動画に収め公式ツイッターで公開した。「吠えてる!!!カッコいい」「あの夏の甲子園の時の吉田か!! 雄叫び輝星見れたから嬉しい」と感激の声が上がっている。
吉田は3回4失点で今季初黒星を記録したものの、金足農高(秋田)時代に大活躍した甲子園での登板に感激したファンも多かった様子。「あの夏の甲子園は熱かったよなあ」そして「粋な演出がたまらん」と新庄剛志監督の采配にうなる声もあった。