「魔球過ぎて」明らかストライクを“誤審” 捕手も捕れない一球が「これ最強やな」
驚きの軌道が球審の判断迷わせた?「怖くてバント出来ないわ」
■ヤンキース 5ー4 タイガース(日本時間6日・ニューヨーク)
あまりのキレ味に球審も思わず“誤審”をしてしまった魔球が、ファンの驚きを誘っている。ヤンキースのマイケル・キング投手が、5日(日本時間6日)のタイガース戦で投じた一球を、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が紹介。「これ最強やな」「魔球過ぎてずっと見れる」との声が上がっている。
衝撃の場面は、タイブレークの延長10回無死二塁だった。タイガースのデレク・ヒルへの3球目の96マイル(約154.3キロ)のツーシームは、外角から急激に内角方向に変化。ヒルはバントの構えを見せたが、思わずバットを引く。捕手はあまりの変化にキャッチし損ね、ボールはストライクゾーンに入ったかと思われたが球審はボールと判定した。
驚きの軌道が、かえって球審の判断を迷わせたか……。ファンも驚きを隠せないようで「怖くてバント出来ないわ」「打者はどうすればいいんだ」「超エグイ」「ストライクに見える」などとコメントを並べていた。