マドン監督を電撃解任 エ軍GMが緊急会見「辛い日だ」「チームにとって得策だ」
ミナシアンGM「今後のチームにとって得策だと感じた」
エンゼルスは7日(日本時間8日)、ジョー・マドン監督を解任したと発表した。フィル・ネビン三塁コーチが代理監督を務める。ペリー・ミナシアンGMはエンゼルスタジアム内で緊急会見を開き、「辛い日だ。3週間前には全く起きると思っていなかった事態。今後のチームにとって得策だと感じた」と語った。
ミナシアンGMは2020年オフにエンゼルスGMに就任。マドン監督と密にコミュニケーションを図ってきた。この日の解任前も会談の席を持ったという。「私はジョー・マドンを気に入っている。人としてもそうだし、彼との会話も好きだった」と振り返った。
チームはまだ56試合を消化したところ。地区2位につけている。「アート(モレノオーナー)とは今朝話をした。このグループを私は信じている。厳しい時を我々は経験した。まだ106試合残っている。その106試合について、私はワクワクしている。相応しい個々の選手が集まったグループ。変化を起こすのに丁度いい時期だと感じた」と前を向いていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)