トラウト、第1打席で先制2ラン…本拠地大歓声 マドン監督電撃解任のチームを鼓舞
初回1死二塁で9試合ぶりの14号2ランをバックスクリーンに運んだ
■エンゼルス ー Rソックス(日本時間8日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたレッドソックス戦で先制の14号2ランを放った。ジョー・マドン監督の解任を受け、「とにかく試合でいいプレーをしないといけない」と語っていた主砲が9試合ぶりに一発を放ち、チームを鼓舞した。
「3番・中堅」で出場したトラウトは初回、大谷が左中間二塁打を放った直後の1死二塁で、右腕ウィットロックから快音を飛ばした。センター後方に飛んだ打球にレッドソックスの中堅ヘルナンデスはグラブを伸ばしたが届かず。先制2ランに本拠地は大歓声に包まれた。
12連敗の責任を取る形でマドン監督が試合前に電撃解任。主砲は「辛いものだ。みんなが責任を負わなければならない。勝たないといけない」と責任感を表していた。泥沼脱出へ、チームリーダーがバットでチームを勇気づけた。