「当てられたら偶然か奇跡」 161キロなのに48cm曲がる魔球は「現実のものじゃない」

マーリンズのサンディ・アルカンタラ【写真:ロイター】
マーリンズのサンディ・アルカンタラ【写真:ロイター】

今季絶好調のサンディ・アルカンタラは161キロのシンカーを投げた

 マーリンズの26歳、サンディ・アルカンタラ投手が今季大活躍している。ここまで12登板で6勝2敗。防御率1.61はナ・リーグ2位の数字だ。右腕の快進撃を支えるのが高速変化球。8日(日本時間9日)の登板では約48センチ曲がる161キロシンカーを投じ、ファンは「この男は現実のものじゃない」「エイリアンの存在を証明するもの」と驚きの声をあげた。

 本拠地で行われたナショナルズ戦に先発したアルカンタラは、9回6安打無四球6奪三振で無失点。打線の援護なく白星はつかなったが、圧倒的な投球を披露した。衝撃の一球は6回、2020年首位打者のファン・ソトに対して投じられた。カウント1-2からの4球目は惜しくもボールになったものの、100マイルを計測し内角から真ん中に沈みながら変化していった。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のツイッターに「サンディ・アルカンタラ、19インチ(約48.3センチ)変化する100マイル(約160.9キロ)のシンカー」と添えて動画を投稿。ファンは「この男はなんてマシーンだ」「この男は現実のものじゃない」「当てることができたら、偶然か奇跡のように思える」「エグい」とコメントを寄せた。

【実際の映像】「当てられたら偶然か奇跡」48センチ曲がった161キロ超高速魔球

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