大谷翔平、2戦連発へ「2番・DH」で出場 リアル二刀流明け13号本塁打なるか
ILから復帰のレンドンが早速「3番・三塁」、トラウトも軽症
■エンゼルス ー メッツ(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日・試合開始10時38分)、本拠地でのメッツ戦に「2番・DH」で先発出場する。前日9日(同10日)はリアル二刀流で逆転弾を放ち、4勝目を挙げるワンマンショー。球団ワーストの連敗記録を14で止めた。2試合連発の13号で量産体制に入れるか。
長いトンネルからの脱出は、やはり二刀流が導いた。前日のレッドソックス戦には「2番・投手兼DH」で出場。投げては今季最速の101マイル(約162.5キロ)を記録するなど鬼気迫る姿で7回4安打1失点の力投だった。さらにバットでは先制された直後の5回に起死回生の逆転12号2ラン。10試合45打席ぶりの一発は、6月初アーチとなった。
リアル二刀流から一夜明け、連勝をかけて臨む一戦。メッツは現在、ナ・リーグ東地区首位を快走している。先発のタイラー・メギルは今季ここまで7試合に先発して4勝2敗、防御率4.41。大谷にとっては初対戦の右腕となる。
メッツ3連戦の後、14日(同15日)からはナ・リーグ西地区首位のドジャースとの2連戦。強豪相手が続くが、好材料も揃ってきた。右手首の炎症で負傷者リスト(IL)入りしていたアンソニー・レンドン内野手が復帰し、「3番・三塁」で即スタメン。左股関節の張り2試合連続欠場していたマイク・トラウト外野手についても、フィル・ネビン監督は「出場出来る状態にかなり近いようだ」と見通した。強力打線が揃えば、連勝街道も現実味を帯びてくる。
エンゼルスのスタメンは以下の通り。
【エンゼルス】
1(中)ラガレス
2(指)大谷翔平
3(三)レンドン
4(一)ウォルシュ
5(捕)スタッシー
6(左)マーシュ
7(右)アデル
8(二)ウェイド
9(遊)ベラスケス
投手 ディアス
(Full-Count編集部)