大谷翔平、15試合ぶり「3番起用」のワケ 指揮官が意図を説明「気に入っている」

エンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】
エンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】

前日2発のマーシュが1番、前日復帰のレンドンが4番

■エンゼルス ー メッツ(日本時間12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日・試合開始11時7分)、本拠地でのメッツ戦に「3番・DH」で先発出場する。3番に入るのは、リアル二刀流だった5月26日(同27日)のブルージェイズ戦以来15試合ぶり。復帰したマイク・トラウト外野手が「2番・中堅」に。打線の組み替えについて、フィル・ネビン監督代行は「今夜の打線を私は気に入っている」と自信をにじませた。

 左股関節の張りで3試合連続欠場していていたトラウトがスタメンに戻ってきたことで、指揮官は打線に変更を加えた。直近では大谷が2番、トラウトが3番のケースが多かったが、2人を入れ替え。さらに、前日10日(同11日)の同カードで1試合2発を放ったブランドン・マーシュ外野手を1番に据えた。

 主砲2人の並びについて、今後も継続するかと問われたネビン監督代行は「その展開になることもあり得る。明日はどうなるかわからないが」とコメント。リードオフマンに据えた期待の24歳については「マーシュの打撃を私はうれしく思っている」と目を細めた。

 右手首の炎症から前日に復帰したアンソニー・レンドン内野手が「4番・三塁」。さらに、離脱中のテイラー・ウォード外野手も14日(同15日)のドジャース戦で復帰予定だといい、指揮官は「みんなにとっていいこと」と笑顔を見せた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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