ダルビッシュは「ボールを操るマジシャン」 8回1失点6勝目を監督代行が絶賛
フラハティ監督代行「様々な武器を持ち、どんなカウントからも巻き返せる」
■パドレス 4ー1 カブス(日本時間14日・シカゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたカブス戦に先発。今季最長の8回を投げて5安打1失点7奪三振と好投し、今季6勝目(3敗)を挙げた。2018年から3年間在籍したカブスの本拠地リグレー・フィールドで快投を見せた右腕を、パドレスのライアン・フラハティ監督代行は「彼はボールを操るマジシャンだ」と称賛した。
ダルビッシュは2回、ヤン・ゴームズに左越えソロを浴びて先制されたが、直後に味方が同点に追いつくと、その後は安定感抜群の投球。味方が3点を挙げて勝ち越した直後の8回に2死一、三塁のピンチを招くも、イアン・ハップをスプリットで空振り三振に仕留めると、雄たけびをあげた。
フラハティ監督代行は、107球熱投の右腕について「総じて非常に良かった。スライダーをゴームズに打たれたが、それ以外はユウらしい投球だった」と高く評価した。
ダルビッシュと同じ35歳のフラハティ氏は現役時代にダルビッシュと対戦したこともある。そうした経験も踏まえ「彼は本当に様々な武器を持っている。変化球も速球も数多くの形を持っている。ボールを操るマジシャンだ。どんなカウントからでも巻き返すことができる。カウント2-1だろうが3-1だろうが、そこから挽回できる。だから打者は狙い球を絞れず、苦戦を強いられるんだ」と称えた。
(Full-Count編集部)