スカウトも「大きな可能性を感じる」 三拍子揃った“島っ子捕手”が目指すプロ入り
中学時代は「自分の実力では通用しないと思った」と県内の強豪校進学を断念
一宮小学、中学時代は軟式野球部に所属。高校進学の際には「自分の実力では通用しないと思った」と県内の強豪校を断念し、島に残ることを決断した。だが、1年夏にベンチ入りを果たすと、同年秋には背番号「2」を背負い正捕手を務めた。
プロを意識するようになり、目標にしていたソフトバンク・甲斐の動きなどをYouTubeなどで研究。「持ち替えの速さ、フットワーク、リード面などをレベルアップしたい。どんな投手にも信頼され、コミュニケーションを取れるように意識するようになった」
佐藤が見せてきた成長曲線に扶川貴則監督も「淡路は内弁慶の子が多いので(笑)。冬は大学進学と言っていたが、春になってプロに行きたいと言うようになった。人に見られて注目されることで本人も自覚が出てきたんじゃないかなと思います」と目を細める。