「メジャーでできる」　元燕の世界一戦士が太鼓判を押す日本人大砲「パワーすごい」

ロイヤルズでも同僚だった青木宣親は「ベストフレンドさ」

　ヤクルトにはロイヤルズで同僚だった青木宣親外野手がいた。「ノリは僕のベストフレンドさ。いい人たちだったし、いい野球をしていた」。たった1シーズンのみで退団となったが、日本での生活はかけがえのない思い出となっている。

「日本で初めてプレーした時は本当に嬉しかった。ここから向こうまでのフライトは長かったけど、日本では楽しい時間を過ごしたよ。お寿司、鉄板焼きが好きだったね」

　メジャー通算1547試合に出場して1485安打を記録。1日（日本時間2日）から右太もも裏の張りで負傷者リストに入っているが、今季はここまで35試合出場している。「日本ではたくさん勉強になったよ。スモールベースボールでヒットエンドラン、バントもたくさんするからね」。日本での1年間はかけがえのない時間となったようだ。

○著者プロフィール
小谷真弥（こたに・まさや）1983年、大阪・大阪狭山市生まれ。埼玉・東松山市育ち。明大明治高、明大野球部を経て2006年報知新聞社に入社。地方部（富山・石川）を経て2009年に運動第一部（野球部）へ異動。2009年ロッテ、2010、11年横浜、2012年から巨人、2015年から日本ハム、2017年からメジャー担当。2019年2月からFull-Count編集部に所属。

（小谷真弥 / Masaya Kotani）