マリナーズのアップトンが頭部死球で交代 昇格直後に襲われた悲劇に球場騒然
ローレンゼンの投球を頭部に受け、その場に倒れ込んだ
■マリナーズ ー エンゼルス(日本時間18日・シアトル)
マリナーズに移籍したジャスティン・アップトン外野手が17日(日本時間18日)にメジャー昇格し、同日に本拠地で行われた古巣エンゼルス戦に「6番・左翼」で先発出場。5回の打席で頭部に死球を受けて交代となった。
4月にエンゼルスを放出されたアップトンは5月21日(同22日)にマリナーズに入団。マイナー3Aを経てこの日メジャーに昇格すると、古巣との一戦にいきなり先発出場し、先発のローレンゼンに対して第1打席は遊ゴロ、第2打席は空振り三振に倒れた。
そして迎えた5回の第3打席。カウント2-2からの90.6マイル(約146キロ)を頭部に受けた。アップトンはその場に倒れ込み、球場は一時騒然とした雰囲気に。代走が出されて試合は再開された。
34歳のアップトンは今季がエンゼルスとの5年1億600万ドル(約143億円)契約の最終年だったが、4月2日(同3日)に事実上の戦力外であるDFAとなり、同8日(同9日)に放出された。今季の年俸2800万ドル(約38億円)はエンゼルスが負担するため、マリナーズはメジャー最低年俸しか負担する必要がない。
(Full-Count編集部)