スカウトも驚嘆「すごい飛距離だった」 日体大の二刀流が侍合宿で見せた“進化”
自主練習でノルマ「狙えば打てるようになってきた」
4年生の多くが教育実習で抜け、自主練習の期間があった。打撃練習では、左翼へ柵越え10本を放ってから、通常の練習に戻るというノルマを自らに課した。調子がいい時は、連続で柵越えすることもあり「(逆方向を)狙えば打てるようになってきた」と手ごたえを感じるようになった。
矢澤の新たな一面に、選考委員だけでなくスカウトも唸る。オリックス・牧田勝吾編成部副部長は「すごい飛距離だった」と驚きを隠せない様子だった。
19日に予定されている紅白戦では、先発で投げる予定。「(日本代表は)大学での目標の一つ。そこに向けてアップから全力でアピールしていきたい」。全国各地の強打者が揃う中、さらにパワーアップして、“二刀流”での代表入りを目指す。