連勝ストップ阪神の「嫌な負け方」 OBが指摘…命取りとなった“一つ見せた油断”

阪神・西純矢【写真:中戸川知世】
阪神・西純矢【写真:中戸川知世】

湯浅が3失点で勝ち越し許すも「1試合打たれたぐらいでは信頼は揺るがない」

■DeNA 7ー4 阪神(19日・甲子園)

 阪神は19日、甲子園で行われたDeNA戦に4-7で敗れ、連勝は5でストップ。先発の西純が4回途中3失点で降板すると、リリーフ陣が勝ち越しを許した。現役時代に阪神、ヤクルトなど4球団で計21年間捕手として活躍した野球評論家・野口寿浩氏は「バッテリーが隙を見せた、嫌な負け方」と分析した。

 試合が決まったのは同点の8回。5番手で登板したセットアッパーの湯浅が1死一、二塁から神里に中堅フェンス直撃の2点タイムリー三塁打を浴びるなど3失点。チームは“8回の男”を起用したが、勝ち越しを許し敗戦となった。だが、野口氏は「これまでチームを救ってきた。1試合打たれたぐらいでは信頼は揺るがない。それよりも気になったのは3回の場面です」と指摘した。

 阪神は2回に相手のミスもあり1死満塁の好機を作ると8番・西純の2点タイムリー二塁打、さらに坂本の中前適時打で3点を先取。バッテリーで奪った得点で勢いに乗るかと思われたが、直後の3回に試練が待っていた。

3回に2死から森に左前打を浴び、そこから3失点で同点に

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