「本人より緊張しています」 元オリックス・山本和作が今秋ドラフトを心待ちにする理由

巨人、オリックスでプレーした大経大・山本和作監督【写真:橋本健吾】
巨人、オリックスでプレーした大経大・山本和作監督【写真:橋本健吾】

巨人、オリックスでプレー、現在は大経大で指揮を執る山本監督

 アマ野球選手たちの運命を左右するドラフト会議。今年も多くの有望株の指名が予想されているが、ドキドキ、ワクワクしながら、その瞬間を待っているのは選手だけじゃない。ドラフト上位候補に名を連ねる大経大・才木海翔投手の指名を待つ、山本和作監督は「いつか来るだろうと思っていましたが、僕が指揮を執ってから初めてプロ野球選手が生まれるかもしれない。本人よりこっちが緊張しています」と苦笑いを浮かべていた。

 山本監督は大経大出身で2008年に巨人から育成ドラフト3位指名を受け入団。2011年に支配下選手契約を勝ち取ったが、同年10月に左膝を骨折し再び育成契約。2012年には再び支配下に復帰すると、オフにオリックスへトレード移籍した。

「巨人で結果を残せませんでしたが、これが僕の人生を変えてくれた。プレーした期間は短かったですが、いい経験をさせてもらった」

2016年から母校の監督を務める「現役時代と同じ“泥臭く”やっていくのが僕のスタイル」

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