「本人より緊張しています」 元オリックス・山本和作が今秋ドラフトを心待ちにする理由

巨人、オリックスでプレーした大経大・山本和作監督【写真:橋本健吾】
巨人、オリックスでプレーした大経大・山本和作監督【写真:橋本健吾】

2016年から母校の監督を務める「現役時代と同じ“泥臭く”やっていくのが僕のスタイル」

 新天地では捕手以外の全てのポジションを守れるユーティリティを生かし、移籍1年目となった2013年は96試合に出場し打率.226、4本塁打15打点をマーク。数字自体は目立ったものではないが、サヨナラヒット、勝ち越しホームランを放ってお立ち台も経験。ナインからも「かずさく」の愛称で可愛がられた。

 その後は怪我などもあり、2015年に現役を引退すると翌2016年には、縁もあり大経大の監督に就任。指導者の経験がないまま大学の監督を務めるのは異例だったが「現役時代と同じ“泥臭く”やっていくのが僕のスタイル。勉強の毎日でしたが、たくさんの人に支えられてここまで来れた。今年は1つの楽しみというか、不安というか……。緊張しますね」と口にする。

 エースを務める才木は最速152キロをマークする本格派右腕。3月に行われたオリックス2軍とのプロアマ交流戦では調整出場していた吉田正を抑えるなど、4回無失点の好投。その後も力強い直球と落差の大きいフォークを武器にドラフト上位候補として注目を集めている。

才木は「昭和の雰囲気を感じる」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY