野球少年も必須の「日焼け止め」 間違えると効果半減…専門家が教える塗り方

2~3時間おきの塗り直しが効果的、手や足の甲の塗り忘れに注意

 体に塗る時は、肌の上に線を引くように日焼け止めを乗せていく。その後、手の平で大きく円を描くように塗り広げていく。山岡さんは、面積の広い部分に重ね塗りを推奨し、手や足の甲の塗り忘れに注意を促している。

 少年野球の練習や試合では丸一日、屋外にいるケースも少なくない。日焼け止めは2~3時間おきに塗ると効果を保てる。汗を拭くと、せっかく塗った日焼け止めが落ちる可能性があるためだ。太陽が見えていなくても紫外線は降り注いでいるため、曇りや日陰でも日焼け止めは不可欠だという。

 日焼け止めを落とす時は、商品の表示に「石けんオフが可能」と記されていれば、せっけんで洗い落とせる。中には、耐水性や耐摩擦性を高めるために石けんでは落ちないものもある。その場合、洗浄力の高いクレンジングオイルを優しく肌になじませて落とす。

 日焼け対策は子どもにも大人にも大切。せっかく日焼け止めを塗っても効果を半減させないよう、専門家が勧める塗り方を実践したい。

(間淳 / Jun Aida)

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