肌がデリケートな野球少年・少女に最適の「日焼け止め」は? スキンケアの専門家が解説
すぐに影響が出なくても、後にシミやソバカスの原因になることがあるという
少年野球では、炎天下で丸一日プレーするケースもある。真っ黒に日焼けする子どもたちはたくましく見える一方、日焼けを心配する保護者もいる。店には多種多様な日焼け止めが並んでいるが、子どもにはどんな商品を選べばいいのか。保護者の悩みを専門家が解決する。
「大人に比べて子どもの肌はデリケートです。日焼けの影響がすぐに出なくても、蓄積されると大人になった時にシミやソバカスの原因になることがあります」
大人だけではなく、少年野球の子どもたちにも日焼け止めを勧めるのは、東急ハンズの山岡美穂子さん。日本化粧品検定1級の資格を持ち、スキンケアやボディケア用品のバイヤーをしている。
子どもは大人よりも肌への刺激に敏感なため、山岡さんは「対象年齢を確認し、基本はSPF値の低いものをこまめに塗り直すことをお勧めします」と話す。SPFは日焼け止めの紫外線防止効果を表す指標で、数値が高いほど効果が期待される。ただ、効果が高い分、肌への刺激が強くなる恐れがある。