昭和レトロな車とバイクに憧れる22歳 プロ注目152キロ右腕が貫く「気合と根性」
少年野球時代から貫いた「気合と根性」の精神
「自分だけだと今頃、野球は辞めていたと思います。野球って暑いし、しんどいじゃないですか。上下関係も厳しいし。だから、自分ひとり(で頑張ってきたの)ではなくて、全部周りに支えられてきた」とぽつり。ドラフト会議まで残り4か月となり、伏し目がちに感謝の言葉を口から零した。
座右の銘は「気合と根性」。才木が在籍した少年野球チーム「庄内ゼッツ野球クラブ」がスローガンに掲げていた言葉を、今まで貫き通してきた。
「相手が『オラッ!』と来るのであれば、僕も『オラッ!!』と投げる。心を鍛えることでキツイ練習でも『やったんで!』と身体がついてくると思うんですよね。プレッシャーのかかる場面が好きなんですが、それも気持ちが入りきらないと(重圧に)耐えられないと思うんです」