大谷翔平の“キレキレ魔球”が「急激に落ちる!」 打者クルクル、被打率.174
直球、スプリットに比べて注目度の低いスライダーも驚きの被打率
■エンゼルス 5ー0 ロイヤルズ(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が投じた“キレキレ”のスライダーに、ファンの注目が集まっている。「私が見た中で最高の選手」「大谷翔平の変化球 急激に落ちる!」「すごいスライダーだ! バットが、曲がった球にとどいていない」とコメントがついた。
22日(日本時間23日)に本拠地で行われたロイヤルズ戦、大谷は8回無失点、自己最多の13奪三振という快投を披露した。この中で重要な役割を果たした球種がスライダーだ。「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニの馬鹿げた86マイル(約138.4キロ)のスライダー」と動画を公開した。
右打者が自信をもってスイングしたバットの、さらに下をくぐっていくかのような魔球。今季大谷は、全投球の30.6%に当たる328球がスライダーで、平均球速は85マイル(約137キロ)。被打率は.174にしかならない。剛速球だけではない投手・大谷の魅力が詰まっている。