巨人の自力V可能性が消滅 ヤクルトが12カード連続勝ち越し、村上が決勝3ラン
8-8の同点、村上は中堅バックスクリーンへ26号決勝弾
■ヤクルト 11ー10 巨人(26日・神宮)
巨人は26日、神宮球場で行われたヤクルト戦に10-11で敗れ、76試合目にして自力優勝の可能性が消滅した。8-8の同点で迎えた8回、6番手の平内龍太投手が1死一、二塁のピンチを招き、村上宗隆内野手に中堅バックスクリーンへ決勝の26号3ランを許した。ヤクルトは12カード連続の勝ち越し。両チームの差は再び11ゲームへと開いた。
この3連戦は連日の打撃戦。この日も初回に巨人が3点を先制するなど一時は5-1とリードしたものの、3回にヤクルトは打者9人を送る猛攻。山田、青木、オスナの適時打に加え長岡の4号3ランで計6点を奪い、7-5と逆転した。
ただ点の取り合いは収まらず、巨人は6回に代打・中田と丸のソロで7-7の同点に。7回にも1点ずつを取り合った。さらに9回にも重信の中越え適時二塁打で2点を奪い、10-11と追いすがったものの及ばなかった。
決勝弾の村上は、この3連戦で3発9打点の大爆発。26本塁打71打点はいずれもセ・リーグのトップを独走しており、打率もトップの佐野(DeNA)をピタリ追走。3冠も狙える強打を見せつけている。
(Full-Count編集部)