大谷翔平は史上最強の「6月男」? データ会社も驚愕の“歴史的活躍”「クレイジー」
日本人初のサイクル安打、日ハム時代の月間MVPも6月
「6月男」としての活躍が見られるのは、翌2019年からだ。右肘手術の影響で打者としてだけの起用が続く中、94打数32安打で打率.340、9本塁打22打点と復活を強く印象付けた1か月だった。打撃3部門と長打率.713は、この年の月別成績で最高だ。6月13日のレイズ戦では、日本人初となるサイクル安打まで記録している。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大による変則シーズンで、6月は試合がなかった。そしてシーズン46本塁打した昨季、6月は81打数25安打の打率.309、13本塁打、23打点。長打率は.889に及ぶ。各部門とも、月別で見ると最高の数字を残している。
日ハム時代も、2度受賞した月間MVPのうち1回は2016年の6月だった。今より打席に立つ機会がはるかに少なかったため投手としての選出となるが、4勝0敗、防御率0.29という凄まじい数字を残している。
エンゼルスは6月、まだ4試合を残している。数字をさらに上げて「6月男」という評価を確立することはできるだろうか。
(Full-Count編集部)