機敏な1回転→鬼肩送球が「カッコいい」 急成長3年目捕手は「ほんと上手くなってる」
ロッテ佐藤都はロメロを7回無失点と好リードした
■ロッテ 8ー1 ソフトバンク(27日・東京ドーム)
ロッテの佐藤都志也捕手が27日に東京ドームで行われたソフトバンク戦で、振り返りざまの強烈スローイングを披露した。メキメキと守備力を向上させる3年目捕手に、ファンが「捕ってから投げるまでが素早く正確なトシくん、ほんと守備成長したね」「この送球カッコいいな」と喜んでいる。
2回2死二塁、真砂のボテボテの三塁線への当たりを素早くつかんだ佐藤都は、勢いそのままに1回転。一塁へ完璧な送球を突き刺し、打者をアウトにした。62試合の出場だった昨季は、捕手での先発出場は22試合にとどまった。しかし今季はすでに31試合で捕手として先発。8回までマスクをかぶり、ロメロを7回4安打無失点と好リード。83球とテンポのいい快投を演出した。
チームでは高卒1年目の松川が台頭しているが、佐藤都も負けていない。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「【省エネ投球】ロメロ『7回83球を投げて無失点!! 今季6勝目』」と題した映像を公開すると「としやの守備が上手くなってる」など佐藤都の守備に注目する声が上がっていた。