大谷翔平が打ちまくっても勝てぬエンゼルス 深刻な“投壊”に米辛辣「信じられない」
3回に3点先制も17安打11失点でWソックスに大敗した
■Wソックス 11ー4 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルス大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で出場。3回の第2打席で17号ソロを放つなど、3打数3安打2打点1四球と気を吐いた。しかし、奮闘むなしく試合は大敗。米アナリストは「それでもエンゼルスは負けている。信じられない」と嘆いている。
3回にベラスケスの5号ソロで先制し、さらにトラウトに23号、大谷に17号が飛び出して3点リードを奪ったエンゼルス。しかし、5投手が計17安打を浴びて11失点で大敗し、連勝は2で止まった。大谷は第1打席から右中間フェンス直撃二塁打、左中間への17号ソロ、四球、左越え適時二塁打と打ちまくったが、勝利には結びつかなかった。
「大谷は活躍したが、なおエンゼルスは敗れた」を意味する「なおエ」の典型のような試合。米メディア「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は自身のツイッターに「マイク・トラウトは今夜ホームランを打った。ショウヘイ・オオタニは3打数3安打1本塁打2二塁打1四球。それでもエンゼルスは10-4で負けている。信じられない」と試合中に記した。
MLB公式のエンゼルス番記者、レット・ボリンジャー氏は「ショウヘイ・オオタニは4打席で3安打。1本塁打、2二塁打、1四球。しかし、エンゼルスは7回10-4で負けている」、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は「ショウヘイ・オオタニは2二塁打、1本塁打、1四球、2打点。エンゼルスは10-4で負けている」とそれぞれ自身のツイッターに綴った。投打の歯車がかみ合わず借金「5」のエンゼルス。29日(同30日)の同カードに先発する大谷に期待がかかる。
(Full-Count編集部)