大谷翔平、毎回11奪三振で7勝目「勝負できている」 リーグ唯一の5度の2桁K、一問一答
2試合連続11奪三振以上は2016年シューメーカー以来6年ぶり
■エンゼルス 4ー1 Wソックス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地のホワイトソックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季7勝目を挙げた。今季最速タイ101.0マイル(約162.5キロ)のフォーシームを武器に5回2/3を投げて11奪三振5安打無失点と好投。打っては3打数無安打1四球。チームは4-1で快勝し、連敗を阻止した。
毎回11個の三振を奪う奪三振ショー。2桁奪三振は2試合連続。今季5度の2桁Kを記録しているのはメジャー全体を見渡してもナ・リーグのブルワーズに所属するコービン・バーンズしかいかない。エンゼルス投手が2試合連続11奪三振以上を記録するのは、2016年マット・シューメーカー(現巨人)以来6年ぶりだ。
――投打とも6月は好調。何かをつかんだか。
「つかんだということはないですね。打撃に関してはいい打席が増えているなというのは感じますし、投げ心地も悪くないので、数字以上に何か違うことはないかなと思います」
――好調の要因は。
「疲れも出るところかなと思いますけど、シーズンの中で試合に一番慣れている月かなと思うので。体の動きも悪くないですし、いい集中力を保てているかなと思います」
――6回途中降板。納得の降板だったか。
「しっかり6回を投げ切りたかったですけど、なかなかしぶとい打線だったので、いい打線ですし、球数がちょっと多かったかなと思います」
――腰を気にする仕草があった。
「大丈夫です。明日、休みなので切り替えて明後日頑張りたいと思います」
――スライダーとスプリットはどのくらい重要だったか。
「序盤はかなり機能していた。途中からケア強くなったので真っ直ぐ多めに切り替えて、状況を見ながらしっかり対応できたかなと思います」