大谷翔平は球宴に「出ない方がいい」 昨季は成績下降…ファン複雑「休んで」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

第1次ファン投票は166万4012票でア・リーグDH部門で2位

 MLBは6月30日、オールスターゲーム(7月19日・ロサンゼルス)の先発野手を対象とした第1次ファン投票の結果を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手はア・リーグの指名打者(DH)部門で166万4012票集めて2位となり、最終投票に進んだ。逆転でのトップ選出の可能性も残すが、日本のファンは複雑な様子。“昨年の教訓”もあるだけに、ネット上では「出ない方がいい」「後半戦から打ちまくって」との声も上がっている。

 同部門1位はアストロズのヨルダン・アルバレス外野手で221万5456票を獲得。約41万票だった6月27日(同28日)の第2回中間発表から約55万票と広がった。上位2選手となったアルバレス、大谷は5日から8日(同6日から9日)までの最終投票で球宴スタメンが決まる。最終投票は1次投票の結果を持ち越さず、今後の躍動次第では結果がひっくり返る可能性も残っている。

 ネット上では「とんでもなくオールスター出て欲しい」と2年連続のお祭り舞台を熱望する声がある一方で、「今年は記録を伸ばすことに集中してほしい」「後半に備えて休養するのも一つの選択肢」との意見も。「私としてはゆっくり休んでほしいけど、一方でドレスアップも見たい」と揺れているファンもいた。

 本塁打王争いを繰り広げていた昨季は、球宴直後からペースダウン。8月は5本塁打、9月以降は4本塁打で、最終的にはゲレーロJr.(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)にまくられた。一部では、球宴前日の本塁打競争で引っ張りにかかったことで打撃を崩したとの声が上がったほどで「ホームラン競争も疲れちゃうから休んで欲しい」との声もあった。

 今季も二刀流でフル回転し、投手としては6月4連勝を飾って月間MVP選出の期待も高まる。ファンは何より、疲労を心配しているようだ。

(Full-Count編集部)

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