マウンド降りてベンチ奥へ猛ダッシュ…CY賞右腕の謎行動は「トイレ行きたかったんかな」
バーンズは邪飛を捕球すると、猛スピードでベンチ奥へ消えた
■ブルワーズ 19ー2 パイレーツ(日本時間2日・ピッツバーグ)
昨年サイ・ヤング賞を受賞したブルワーズのコービン・バーンズ投手が1日(日本時間2日)、敵地で行われたパイレーツ戦で珍行動を見せて話題を呼んでいる。ファウルフライを自ら捕球してチェンジになると、猛スピードでベンチ奥へ消えていった。ファンは「トイレ行きたかったんかな」「腹痛かったのかな……」と声を上げている。
パイレーツのジャック・スウインスキーは2回2死からホームベース付近に高々とファウルフライを打ち上げた。捕手のオマー・ナルバエスは最初ボールを見失ったようで、上空を見上げてからもやや右往左往。そんな時にバーンズは素早く落下地点に駆け寄って飛球をキャッチした。珍行動はここからだった。ダッシュで自軍ベンチに戻り、奥へと消えていく謎行動。ブルワーズ公式ツイッターが動画を投稿すると、「楽しそう」「なんてこった」「トイレか?」「トイレに行きたかった模様」とファンはコメントしている。
結局、6回を投げて1安打5奪三振5四死球1失点で今季7勝目を挙げたバーンズ。MLB公式サイトによると、右腕は試合後に「投手はアスリートではないと考える人が多いからね。オマー(・ナルバエス)に僕らはアスリートだと見せつけないといけなかったんだ」と謎行動をとった理由を明かした。
バーンズらブルワーズ投手陣は守備でポイントを加算する取り組みをしているそうで、今回のファウルフライキャッチは100点に値するプレーだったそうだ。チームは同日終了時点で貯金11を作って地区首位を走っており、ナルバエスは「ああいうことをして楽しんだりすることが大事な時もある。勝てるチームはそういったことが鍵になる。僕らはお互いをからかって、笑いあったりするんだ」とチーム状況を説明している。