大谷翔平の一発が「唯一の見どころ」 MLB公式が激辛論評、失速エ軍は「崩壊」
5月下旬には首位アストロズと1ゲーム差も…あっという間に13.5差
■アストロズ 8ー1 エンゼルス(日本時間2日・ヒューストン)
エンゼルスは1日(日本時間2日)に敵地で行われたアストロズ戦に1-8で完敗。借金は「5」となり地区首位アストロズとのゲーム差は13.5になった。5月24日(同25日)時点でアストロズとは1ゲーム差だったが、その後は悪夢の14連敗を喫するなど、10勝25敗の惨状。MLB公式サイトは「崩壊」と強い言葉でチームの現状を表現し、この試合に関しても大谷翔平投手が初回に放った先制の18号ソロが「唯一のスパーク」「唯一の見所だった」と伝えている。
「3番・指名打者」で出場した大谷は初回2死で右腕ハビアーから飛距離394フィート(約120メートル)の18号ソロを右翼2階席へ運んだ。しかし、打線はその後沈黙し、7回まで投げたハビアーに14三振を喫するなど計16三振。先発のローレンゼンは2回に2本のソロを浴びて逆転されると、失策も絡んだ3回は4安打を集中されて6点を許した。右腕は3回8失点で3連敗となり、今季成績は6勝6敗となった。
MLB公式は「ローレンゼンと打線が苦戦したため、二刀流のスターが放った今季18号が唯一のスパークだった」と試合を総括。「ショウヘイ・オオタニが高々と舞った一発を放った。しかし、これが相手右腕に対してエンゼルスの唯一の見所だった」と伝えた。さらに、14連敗が始まってからチームは「崩壊」し、この日の敗戦はエンゼルスがアストロズのレベルに達するには「どれだけ遠くまで進まねばならないかを示すいい例だった」と報じている。
(Full-Count編集部)