約3秒の間が生んだ混沌に球場騒然 “遅れた判定”は「酷いルール」「走者の失態」
「ボール」の声に四球を確信も、約3秒後にスイング判定
■ブレーブス 4ー1 レッズ(日本時間3日・シンシナティ)
一瞬の“間”が生んだ奇妙なプレーが物議を呼んでいる。打者は四球を確信して一塁に向かうも、捕手のアピールで塁審はスイングを宣告。判定までの約3秒の間に飛び出した走者が戻り切れずにアウトになる事態に球場は騒然。「酷いルール」「走者の失態だ」と様々な意見が寄せられている。
2日(日本時間3日)、シンシナティで行われたレッズ-ブレーブス戦。2回無死満塁のチャンスでブレーブスは打席にアルシアを迎えた。カウント3-1からの5球目、外角低めのフォーシームにアルシアは反応したものの、球審の「ボール」の声を聞いて自信を持って一塁へ歩き出した。一瞬遅れて捕手がアピールすると、一塁塁審がスイングと判定。すでに二塁に向かっていた一塁走者のドュバルは戻り切れず、一塁でタッチアウトとなった。
この様子を米メディア「ジョムボーイ・メディア」が「これは奇妙なものだった」としてツイッターで公開。「アピールのときはボールデッドになるべき」「アピールの時点でボールデッドになるべきだった。あまりに遅すぎた」「ルールを変えるべき」と判定のタイミングやルールに疑問の声が上がる一方、「走者は塁から離れちゃいけない」「アピールが終わるまで待たなきゃ」と走者を非難するコメントも寄せられた。