秋山翔吾の加入で広島は生まれ変わるか? 元コーチは適応力に期待「時間かからない」
西武時代は通算1405安打、打率.301、116本塁打、長打率.454
メジャーでは故障もあり思った成績を残せなかったが、西武では通算1405安打、打率.301、116本塁打、長打率.454をマークしている。安打製造機のイメージもあるが、2017年から2019年の3年間は20本塁打以上を記録するなど長打も打てるのが魅力の一つだ。
「決して長距離砲ではないがアベレージを上げられる中距離打者。経験値と実績が他の選手とは違う。交流戦も多く経験しているのでリーグの違いで戸惑うことはないと思う。西武時代の時と同じ役割を果たせば問題なく、上位を任されることは間違いないでしょう」
では、メジャーと日本の違いはどうか。新井氏は「一番、難しかったのはタイミングの部分だと思います。米国では少し振り遅れる部分が目立っていましたが、日本の投手ではそこまで崩されることない。アジャストするには時間はかからないと思います」と期待する。
セ・リーグはヤクルトが史上最速でマジックを点灯させるなど、圧倒的な力を見せ独走態勢に入った。“1強5弱”の中で、上に抜け出すのはどのチームか。広島は秋山の加入が起爆剤になるか、注目が集まる。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)