ドラ1でファンため息も…「絶対活躍する」 阪神・大山の躍進を“予言”した元オリ戦士

阪神・大山悠輔【写真:荒川祐史】
阪神・大山悠輔【写真:荒川祐史】

「人気球団であれだけ活躍している。もっと評価されていい選手」

 阪神に入団した際には「憧れだった先輩の塚原さんと対戦したい。まだ打てないと思いますが……」と謙遜していた。ルーキーイヤーだった2017年のオープン戦では対戦が実現。結果は中飛に抑えられたが「楽しかった。自分がもっと成長して次は打ちたいですね」と振り返っていた。

 その後塚原氏は肘の故障もあり、2度目の対戦は実現せず2019年に現役引退。一方、大山はタイガースの4番を務めるなど看板選手に成長し、今やチームになくてはならない存在になっている。

「人気球団であれだけ活躍している。もっと評価されていい選手ですよ。100号なんてまだまだ通過点。そろそろ、本塁打王のタイトルを獲ってくれるでしょ(笑)」

 現在は会社員として働きながら、少年野球の指導も行っている塚原氏。後輩の活躍を楽しみに見守っている。

○著者プロフィール
橋本健吾(はしもと・けんご)
1984年6月、兵庫県生まれ。報徳学園時代は「2番・左翼」として2002年は選抜優勝を経験。立命大では準硬式野球部に入り主将、4年時には日本代表に選出される。製薬会社を経て報知新聞社に入社しアマ野球、オリックス、阪神を担当。2018年からFull-Countに所属。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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