「信じられない」「現実離れ」 ど真ん中なのに当たらない…23歳の“弾丸球”に米騒然

ブレーブス・スペンサー・ストライダー【写真:ロイター】
ブレーブス・スペンサー・ストライダー【写真:ロイター】

23歳右腕に「将来のサイ・ヤング賞」との声も

■カージナルス 3ー2 ブレーブス(日本時間8日・アトランタ)

 ブレーブスの23歳右腕が、うなりを上げる剛球を武器に好投を見せた。目線の高さでも、ど真ん中でも打者は思わず振ってしまう剛速球に、ファンからは「これはとんでもない」「デグロムより上」「ダントツの新人王」と期待する声が挙がっている。

 7日(日本時間8日)のカージナルス戦に先発したスペンサー・ストライダー投手は、最速100.5マイル(約161.7キロ)の直球を武器に、3回まで全てのアウトを三振で奪った。6回を投げ被安打2本、2四球12奪三振で無失点と好投した。勝ち星こそつかなかったが、前回登板した2日(同3日)のレッズ戦(11個)に続く2桁奪三振を記録した。

 奪った三振12個のうち、10個を直球で奪った。この日の平均は98.1マイル(約157.9キロ)だ。ど真ん中、そしてボール球でも、バットが空を切る威力抜群のボールで打者を圧倒した。MLB公式ツイッターが動画を公開すると「将来のサイ・ヤング賞」「この男は現実離れしている」「半分がど真ん中への速球なのに打者はどうすることもできない」「信じられない」とコメントが続く。ヒゲがトレードマークの若手右腕のボールに、ファンも驚きが止まらなかったようだ。

【実際の動画】真ん中なのにバットが当たらない…23歳右腕の“剛速球”

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