大谷翔平、球宴で2年連続「投手兼DH」はあるか? 米メディア、3人の先発候補に選出

昨年の球宴で二刀流出場を果たしたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
昨年の球宴で二刀流出場を果たしたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

指名打者部門で得票率52%を獲得し、2年連続2度目の選出決定

 メジャーリーグ機構は8日(日本時間9日)、19日(同20日)のオールスター戦(ロサンゼルス)の先発出場野手を決める最終ファン投票の結果を発表。エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグ指名打者部門で得票率52%を獲得し、2年連続2度目の選出を決めた。ファンが次に注目するのは先発投手。米メディア「NBCスポーツ」は6人の候補を紹介し、その中には大谷も名を連ねた。

 オールスター・ゲームの先発に選ばれるのは「球界において最大の栄誉の1つ」とした同メディア。昨年先発の大役を務め、1回を無失点に封じて勝利投手となった大谷について「2021年のMVPは今季マウンド上でさらによくなっている。8勝4敗、防御率2.44、111奪三振、そしてわずか20四球。DHとしてもまたスタメンに入る、この事実がオオタニの能力をさらに驚くべきものにしている」と称え、有力候補とした。

 ア・リーグからは、大谷とともにジャスティン・バーランダー(アストロズ)、シェーン・マクラナハン(レイズ)の名前が挙がった。バーランダーはトミー・ジョン手術明けの39歳ながら、ア・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補。7日(同8日)時点で、リーグトップの11勝を挙げ、防御率も2.00、98三振でわずか19四球、WHIPは0.87を誇る。また25歳の左腕・マクラナハンは、同防御率(1.74)、奪三振(133)、WHIP(0.81)、WAR(3.2)でア・リーグトップを走る。

 一方のナ・リーグは、サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)、トニー・ゴンソリン(ドジャース)、コービン・バーンズ(ブルワーズ)が挙げられた。

 投手と控え野手は選手間投票などで選ばれ、10日(同11日)に全選手が出揃う。昨年は指名打者で初選出され、先発マウンドにも上がった大谷。今年もまずは野手での先発出場を決めたが「投手兼DH」での出場にも期待が高まっている。

(Full-Count編集部)

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