ダルビッシュ、ツーシームが「自信に」 7回1失点の好投で前回9失点喫した相手に雪辱
4月13日に2回途中9失点と打ち込まれたジャイアンツ打線に雪辱
■ジャイアンツ 3ー1 パドレス(日本時間10日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が9日(日本時間10日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に先発。7回101球を投げ3安打6奪三振1失点で勝敗はつかなかった。4月12日(同13日)に2回途中9失点と打ち込まれた相手をしっかり封じ「最初2イニング、どう考えても曲がり球だけを狙っている感じがしていたので、(捕手の)ノラと話して、どうなってもいいから真っ直ぐをいっぱい投げようという話をして、変えたことがすごくよかった」とうなずいた。
2回1死満塁からクロフォードに左犠飛を許して先制点を失った。しかし直後に味方が同点に追いつくと、その後は本塁を踏ませず。試合後には「今日は全体的に1回から7回まで自分的には盛り上がるところもなく静かな感じというか……。そういう日があるので、ボーっとした感じで投げていました」と明かし「スーっといっていつのまにか7回だった。ジャイアンツ打線も調子よくないですから、そういうところに助けられたのかな」と振り返った。
それでも「ツーシームは今日で自信になりましたし、よかったと思います」と収穫を口にしたダルビッシュ。6月20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦で7勝目を挙げてから、これで3試合白星から遠ざかる。チームも故障者が出て踏ん張りどころだが「投手も含め基礎をもう一回見直してやっていけば離されることはないと思うので、我慢してやっていくしかない」と先を見据えた。