本人は“小化け”も「普通にお化け」 打者腰砕け、絶妙の落差が「良い抜けしてる」
日ハム伊藤は鷹相手に8回135球を投げ、8K2失点で7勝目を挙げた
■日本ハム 7ー2 ソフトバンク(9日・PayPayドーム)
日本ハムの伊藤大海投手が9日、PayPayドームで行われたソフトバンク戦で8回135球を投げて8奪三振2失点(自責1)で今季7勝目を挙げた。鷹打線を牛耳ったフォークの切れ味にファンも注目。「フォーク落ちてたなあ」「ええフォークや」と声を上げた。
伊藤は初回に柳田に先制打の2点打を許したが、2回以降はスコアボードに0を並べて逆転を呼んだ。アクセントになったのが、自身が「小化け」と形容したフォークだ。従来からの武器であるスプリットやスライダーに加え、新たに繰り出した130キロ台の落ちる球を交えて鷹打線を翻弄。タイミングが外れて腰砕けの状態でスイングする打者もいた他、柳田に対しても効果的に交え、3回と8回に空振り三振を奪った。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに「【超力投135球】伊藤大海『“小化けフォーク”で気迫のKKKKKKKK!』のタイトルで動画を投稿すると、ファンは「戦える球種が多すぎるし、なにより気迫がすごい」「これは普通にお化けフォークすぎる」「良い抜けしてるなぁ」「綺麗なフォークだ…感情剥き出しで喜ぶとこ、男らしくてたまらん」などとコメント。気迫に満ちたマウンドさばきにも賛辞が寄せられていた。