鈴木誠也「これ以上迷惑掛けたくない」 痛恨落球振り返り「下手くそってだけ」

カブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
カブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

ドジャース戦は8回に代打で登場、CY賞左腕から四球を選んで出塁

■ドジャース 11ー9 カブス(日本時間11日・ロサンゼルス)

 カブスの鈴木誠也外野手は10日(日本時間11日)、敵地で行われたドジャース戦の先発メンバーを外れた。左手薬指の負傷から復帰後、出場した7試合は2勝5敗とあって「やはり勝ちたいという気持ちが強いです。加わって負けているので悔しい気持ちもありますし、これ以上迷惑を掛けたくない。何とか踏ん張って頑張りたいと思います」と語った。

 8日(同9日)には飛球をグラブに当てながら落球する痛恨のタイムリーエラーを犯し、チームはサヨナラ負けを喫した。あらためてこのプレーについて聞かれると「言ったところで言い訳にしかならない。捕れなかった、下手くそってだけです」と話し「ああいうミスを次に生かせるように。実際あのミスから負けているので、流れが野球では凄く大事」と反省した。

 ここまで48試合に出場して打率.256、6本塁打、26打点。前日9日(同10日)には3度のサイ・ヤング賞を誇るカーショーからマルチ安打を放つなど、復帰後は打率.333、2本塁打、5打点をマークしている。今後に向け「やはりこの場でたくさん試合に出て、失敗や成功を経験して、何がいいのか悪いのかをいろいろ感じないと。試合に出られないと経験もできないので、経験することで知識も引き出しも増えると思うので、そうならないとダメなんじゃないかなと思っています」と前を向いた。

 この日は9-11の8回無死二塁から代打で登場。2012年サイ・ヤング賞投手で通算155勝の左腕デビッド・プライスから冷静に四球を選んで出塁したが、得点にはつながらず、9回の守備から交代した。試合は9-11で敗れ、4連敗となった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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