トラウト「厳しいね」 屈辱の4連敗スイープ…エ軍監督代行も嘆き節「苦しいよ」
10戦2勝8敗、ネビン監督代行「苦しいよ。とにかくうまくいかなかった」
■オリオールズ 9ー5 エンゼルス(日本時間11日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打で2試合連続無安打となった。打率.256。チームは5-9で敗れ、4連敗スイープを喫した。フィル・ネビン監督代行は「苦しいよ。5点取ったが、とにかくうまくいかなかった」と声を絞り出した。
2点リードの4回に先発スアレスが崩れて大量4失点。5回は捕逸に暴投、ボークなど守乱で4失点した。ここ10戦で2勝8敗。チーム状況を象徴するかのような惨敗だった。5回のバッテリーミスについて、スタッシーは「ミスしてはいけないプレー。単純明快だよ。あのプレーは完結させないといけなかった」。チームリーダーのトラウトは「厳しいね。まだ後半戦が残っている。とにかく試合に勝つことを目指すだけさ」と必死に前を向いた。
本拠地に戻り、12日(同13日)から地区首位を走るアストロズと3連戦。15日(同16日)からナ・リーグ西地区首位のドジャース2連戦を行う。ネビン監督代行は「準備の面で、色々なことを違うやり方でやることも考えている。懸命にプレーし続ける必要がある。今どういう状況かも、我々がどういう状態かも理解している。うちにはいい選手がたくさんいる」と自らに言い聞かせるように語った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)