2635安打カノ、ブレーブスへ電撃トレードで移籍 米敏腕記者「すぐメジャーへ行く」
パドレス3Aでは打率.333、3本塁打、20打点
パドレス傘下のロビンソン・カノ内野手がブレーブスに金銭トレードで移籍すると米複数メディアが伝えた。通算2635安打、335本塁打を誇る39歳は、マイナー契約での移籍となるが、早期のメジャー昇格が見込まれるという。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は「すぐにメジャーに行くと予想される。ブレーブスは非常にいいが、非常に左打者を必要としている」と伝えた。
39歳のカノは2005年にヤンキースでメジャーデビュー。2013年オフにマリナーズと10年総額2億4000万ドル(約312億円)の大型契約を結んだ。2018年オフに2対5の大型トレードでメッツへ移籍したが、2020年オフに2度目の薬物規定違反で昨季は全休。処分明けの今季は12試合出場して打率.195、1本塁打、3打点と苦しみ、5月2日(同3日)にロースター40人枠から外されて事実上の戦力外になった。
その後、5月13日(同14日)にパドレス入りしたが、6月2日(同3日)にマイナー降格を拒否してFAに。その際は移籍先が見つからずにマイナー契約を結び、傘下3Aエルパソに合流していた。3Aでは21試合出場、打率.333、3本塁打、20打点だった。来季まで総額約4500万ドル(約58億円)の契約が残っており、正式に移籍した場合でもメッツが残り年俸のほとんどを負担する見込みだ。
(Full-Count編集部)