大谷翔平の球宴登板は「週末に考える」 二刀流起用法をア・リーグ監督が熟考中
ア・リーグを指揮するベイカー監督「選手たちをどう大事にしつつ出場させるか」
オールスター戦(19日、ロサンゼルス)でア・リーグを指揮するアストロズのダスティ・ベイカー監督が12日(日本時間13日)、エンゼルス・大谷翔平投手の起用法について悩める胸中を口にした。「選手たちを大事にしないといけないし、オールスターにも出場させないといけない。選手たちをどう大事にしつつ出場させるか、他球団の人たちと話している」と語った。
投打の二刀流で選出された大谷はア・リーグDHで先発出場することは決まっている。問題は投手としての起用法。2年連続で先発させるか、初めてリリーフ登板させるか、それとも登板しないのか。まだ大谷サイドとは話し合っていないというベイカー監督は、「どれだけの球を投げたのか、どれだけ休んだのか、といったことも考慮に入れて週末に考えようと思う。投手コーチが他球団に電話して、選手をどう起用すればいいか確認している」と話した。
この日、大谷はブルペン入りして25球を投げた。13日(同14日)の本拠地・アストロズ戦で今季9勝目をかけて先発登板する。登板から6日後に控えた夢舞台の起用法を決めるポイントとなりそうだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)