大谷翔平、2年連続で球宴先発か 有力候補バーランダーが登板回避へ…監督言及
米紙は大谷と防御率トップの左腕マクラナハンを候補に挙げた
エンゼルス大谷翔平投手が、19日にドジャースタジアムで行われるオールスターで2年連続先発投手を務める可能性が浮上した。ア・リーグを率いるアストロズのダスティ・ベイカー監督が12日(日本時間13日)、先発候補とされていたジャスティン・バーランダー投手を登板させない考えを明らかにした。米紙「ヒューストン・クロニクル」が伝えている。
ベイカー監督によると、バーランダーは16日(同17日)のアスレチックス戦に先発予定。オールスターで登板となれば中2日となるため「おそらくない」と語ったという。バーランダーは2020年9月末に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年は全休。今季復活を遂げた右腕を、チームは慎重に登板間隔を空けながら起用している。
今季11勝を挙げているバーランダーの“登板回避”により、先発候補として名前が挙がったのが大谷とレイズの左腕シェーン・マクラナハン投手。記事は「ベイカー監督の先発投手の決断はレイズのエースであるマクラナハンか、エンゼルスの二刀流センセーションのショウヘイ・オオタニに行き着くかもしれない」と伝えている。
マクラナハンはア・リーグトップの防御率1.73をマーク。104回1/3を投げて奪三振率は12.6を誇る。大谷は直近5試合で33回2/3を投げて46奪三振。その期間の自責点は僅か1。規定投球回に達していないが8勝を挙げて防御率2.44を記録している。
(Full-Count編集部)