阪神、Aクラス争いに必要な「忖度なし」の助っ人起用 球団OBは「必ず使う必要ない」
「Aクラスの可能性があるチームに忖度はいらないし、必ず使う必要はない」
野口氏は途中加入した助っ人を何が何でも起用する必要はないと見ている。「新しく獲った助っ人だから1軍で『はい、どうぞ』というわけにはいかない。日本人選手と同じで、アピールして結果を残して1軍を勝ち取らないといけない。Aクラスの可能性があるチームに忖度はいらないし、必ず使う必要はない」と語る。
5つの外国人枠をどのように使うのか。投手ではガンケル、ウィルカーソン、アルカンタラ、ケラーの4人、野手ではマルテ、ロハス、ロドリゲスの3人が控える。
「アルカンタラ、状態が上がってきたケラーは外せない。先発ではガンケル、状態が落ちてきたウィルカーソンをどうするか。野手はマルテの状態しだいだが、ロハスが調整に回ることもある。投手3人、野手2人になるのではないでしょうか」
現在、チームは5位だが2位巨人までのゲーム差は2.5。勝負の後半戦に向け、矢野監督の手腕にも注目が集まる。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)