子どもを成長させるのは大人の“我慢” 気付かなかった息子の怪我…元プロ左腕の指導論

野球パパで苦い経験…大人が我慢する必要性を痛感

 須永さんが保護者に「我慢」を求めるのは、自身の苦い経験も理由にある。野球をしている中学生の息子が小学6年生の時、肘を怪我した。須永さんは早い段階で異変に気付けなかったことに責任を感じ「投げすぎが原因でした。休ませる重要性を痛感しました。自分も、ひとりの保護者として熱くなったり、息子のプレーにもどかしさを感じたりします。でも、大人が我慢しないといけない時はあると思います」と力を込める。そして、保護者や指導者ら大人の役割を、こう話す。

「試合で打てなかったというような結果ばかりを見るのではなく、成長した部分を見逃さないようにするのが大切だと考えています。子どもたちが今、何を頑張っていて、何ができるようになったのか。子どもたちは大人のサポートの仕方で野球を楽しく感じ、上手くなります」

 焦りは禁物。大人には、子どもたちを見守って成長を感じ取る姿勢が求められている。

(間淳 / Jun Aida)

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