大谷翔平、前半戦マルチ安打締め 9勝&19HRで折り返し、“大谷しか勝たん”13連敗
4打数2安打で打率.258
■ドジャース 7ー1 エンゼルス(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地・ドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場した。6、8回と2打席連続で痛烈な右前打を放ち、3試合ぶり今季23度目のマルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.258。チームは大敗して3連敗。今季最悪を更新する借金14に膨らんだ。
7点ビハインドの6回1死一塁、昨季の最多勝左腕ウリアスのカーブを引っ叩いた。右前へライナーで弾む。打球速度103マイル(約165.8キロ)。2試合ぶりの安打で一、三塁にチャンスを広げたものの、得点にはつながらなかった。
8回1死は救援左腕ファーガソンから右前打を放った。こちらも打球速度107マイル(約172.2キロ)と強烈な当たりだった。今季23度目のマルチ安打とした。初回無死一塁は遊飛、3回2死一塁は一失だった。大谷登板日以外は13連敗となった。
この日が前半戦最終戦。投手では9勝4敗、防御率2.38。打撃は打率.258、19本塁打、56打点で折り返す。チームの後半戦初戦は22日(同23日)の敵地・ブレーブス戦。大谷は先発マウンドに上がる予定で、勝てば1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)が記録した2桁勝利&2桁本塁打に到達する。
(Full-Count編集部)