投手を襲った恐怖の瞬間…指骨折し崩れ落ちる姿にファン「おはらいしたほうが…」
レッドソックスのクリス・セール投手は復帰間もない登板で悲劇に襲われた
■ヤンキース 13ー2 Rソックス(日本時間18日・ニューヨーク)
投手がライナーの直撃を受け、マウンドに崩れ落ちる場面がファンの同情を誘っている。米メディア「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏が自身のツイッターに公開した動画には「これはひどそう。早期の回復を願う」「痛そう」「アウチ」「踏んだり蹴ったり」「かわいそうに」日本語でも「おはらいでもした方がよさそう」とコメントが付いた。
17日(日本時間18日)にニューヨークで行われたヤンキース-レッドソックス戦、初回2死二塁の場面でアーロン・ヒックスの鋭いライナーがマウンド上のクリス・セール投手を直撃。一度崩れ落ちマウンドに突っ伏した後、あまりの痛みからか飛び跳ねている。MLB公式サイトによると左手小指を骨折しており、このまま降板。セールは「指を見た瞬間に(折れていることが)分かった。体を冷たい水が駆け巡るような感覚だった。地面に倒れて見下ろしてみたら、指がいっていた。最悪だよ」とその瞬間を振り返ったという。たった24球投げただけで、澤村拓一投手にマウンドを譲った。
セールは2018年以降、怪我に悩まされ続けている。昨季もトミー・ジョン手術の影響でほぼ全休、今季も右ろっ骨を疲労骨折し、12日(同13日)のレイズ戦で復帰したばかりだった。「彼は戻ってきたばかりじゃない?」「彼は呪われている」とあまりの怪我の多さを心配するコメントの他に、マイナーでの調整中にロッカーをめちゃめちゃにしてしまったことから「ロッカールームを叩き壊した報い」とのコメントもあった。