ソトがHRダービー初制覇 決勝で“イチロー愛弟子”破る、昨年は大谷翔平と大熱戦

HRダービーを初制覇したナショナルズのフアン・ソト【写真:Getty Images】
HRダービーを初制覇したナショナルズのフアン・ソト【写真:Getty Images】

1回戦はラミレスを、準決勝はプホルスを撃破

 MLBオールスター戦前日恒例のホームランダービーが18日(日本時間19日)、ドジャースの本拠地・ドジャースタジアムで行われ、ナショナルズのフアン・ソト外野手が史上2番目の若さで初優勝を果たした。マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手との決勝戦を19本対18本で制し、賞金100万ドル(約1億3800万円)を手にした。

 ガーディアンズのラミレスと対決した1回戦。ラミレスの17本に対し、持ち時間の最初の3分間を使い切らずに18本目を放って突破。準決勝では同じドミニカ共和国出身の42歳プホルスを16本対15本で下した。

 決勝ではイチロー氏の愛弟子として知られるマリナーズの21歳ロドリゲスがまず18本をマーク。後から登場したソトは、最初の2分間では10本と低調だったが、1分間のボーナスタイムでアーチを量産して上回った。優勝が決まると雄叫びをあげて喜び、ロドリゲスとハグで健闘を称え合った。

 MLB公式のジェイソン・カタニア記者によると、23歳と266日のソトはフアン・ゴンザレスが持っていた23歳265日の史上最年少優勝記録にわずかに1日及ばず、2番目の若さとなった。また同サラ・ラングス記者は、今大会の最長飛距離はソトが放った482フィート(約146.9メートル)だったことを伝えた。

 昨年のホームランダービーでは1回戦で大谷翔平投手と対戦し、2度の延長にもつれ込む大激戦の末に31本対28本で勝利するも、準決勝で敗退していた。

(Full-Count編集部)

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