途中まで見分けのつかない“異次元3球種” 大谷翔平を前半戦「最高の投手」に選定

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

投球分析家が大谷の3球種コンボを「前半最高のオーバーレイ」に選定

 エンゼルス大谷翔平投手は今季前半戦で投手として15登板で9勝4敗、防御率2.38。87回で123三振(奪三振率12.72)を奪うなど圧倒的な成績を残した。投球分析家は前半戦最高のオーバーレイに大谷の“3球種コンボ”を選定。「球界最高の投手の1人だった」と絶賛している。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のYouTubeチャンネルで「前半戦の最もエグかったボール」を紹介。その中で大谷が7月6日(日本時間7日)のマーリンズ戦で投じた“直球、スプリット、スライダーの軌道を最高のオーバーレイにあげた。

 100マイル(約160.9キロ)の速球、92マイル(約148キロ)のスプリット、86マイル(約138キロ)のスライダーは同じようにピッチトンネルを通過しており、フリードマン氏は「私の前半戦最高のオーバーレイはこのショウヘイ・オオタニの3球種だ」と説明。「この3球種全てをカバーしなければいけない打者の立場を想像してみよう。このオーバーレイだけでもショウヘイ・オオタニが前半戦、球界最高の投手の1人であったことが分かる」と語っている。

【実際の映像】打者の手元まで見分けがつかない3球種 大谷翔平の“異次元”オーバーレイ動画

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