混戦パは「10月までいきそう」 首位から5位まで3.5差、オリ主砲が望む“緊迫感”
「本当にあの1敗が…とならないように。もう1勝、1敗で変わってくると思う」
コロナ禍もあり序盤は吉田正ら主力を欠き戦力的にも厳しい戦いを強いられたが、ようやく本来の戦い方ができてきた。混戦パ・リーグは首位・ソフトバンクと5位・オリックスまで3.5差にひしめき合う状況。リーグ連覇を目指す猛牛軍団はここからが正念場だ。
規定打席にはまだ届いていないが打率.310、11本塁打52打点をマークしている吉田正もそれを感じ取っている。「本当にあの1敗が…とならないように。もう1勝、1敗で変わってくると思う。緊迫したゲームが後半できるように、ついていきたい」。
前半戦最後のカードは22日からのソフトバンク3連戦。「もう、どこが優勝してもおかしくないような。10月までいきそうな気がする。僕たちは連勝して貯金生活でいけるように。ここを乗り越えて、満足せず残り3つ勝ち越していきたい」と吉田正は口にする。先発陣は宮城、山本、田嶋がスタンバイ。首位の鷹を叩き、一気に上位進出を狙う。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)