ポニーリーグ夏の日本一決定戦が開幕 広澤克実理事長「ミスをしても笑顔でいよう」
「第48回全日本選手権大会」の開会式に92チームが参加
中学硬式野球・日本ポニーベースボール協会が主催する「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」の開会式が22日、東京・江戸川区球場で行われた。参加する64チームに加え、第46回全日本選手権ポニーブロンコ大会(中学1年生で結成されたチーム)に出場する28チームが参加。ヤクルト、巨人、阪神で4番打者として活躍した広澤克実日本ポニーベースボール協会理事長が選手たちにエールを送った。
新型コロナウイルス感染が拡大する中での開催に、広澤理事長はまず子どもたちの体調を気遣った。「ポニーベースボール協会のメインイベントが始まります。皆さん、思い切りプレーするように頑張ってほしいと思っています。体調が悪くなったら、すぐに監督、コーチ、お父さん、お母さん、私でもいいですから、必ず報告してください」と優しい口調で語りかけた。
中学3年生にとっては集大成の全国大会になる。「どんなことがあっても笑顔で、そして一生懸命プレーをしてください。自分が打てなくてもエラーしても、ミスをしても笑顔でいましょう。チームが劣勢でも、負けていてもどんな状況でも、一生懸命、最後まで頑張ってほしい」と仲間と最高の夏の思い出を作ってほしいと願った。
今年で48回目を迎える本大会は、3月に行われる「全日本選抜中学硬式野球大会」と並ぶ日本一決定戦。今年は68チームが参加し、23日から5日間にわたり東京・江戸川球場などで、トーナメント形式で頂点を争う。また、敗れたチームによる交流戦も実施され、参加チームは必ず2試合以上を経験できる仕組みになっている。
(Full-Count編集部)