大谷翔平に続く苦難の日々 IL入りトラウトの復帰時期は「未定」、トレーナー明かす
胸郭炎症で離脱、ILからの最短復帰は26日も「それより長くかかる」
左胸郭の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているエンゼルスのマイク・トラウト外野手の復帰時期にメドが立っていないことがわかった。ILからの復帰は最短で25日(日本時間26日)に可能となるが、球団ヘッドトレーナーは23日(同24日)に復帰時期について「それより長くかかることになる」などと語った。同日に敵地で行われたブレーブス戦で20号アーチを放った大谷翔平投手に大きな負担がのしかかる日々はまだ当分続きそうだ。
ヘッドトレーナーのマイク・フロスタッド氏がトラウトについて言及。状態は「良くなっている」としつつ「負傷者リスト入りしているし、(回復に)時間をかけている」と説明し、先日には痛みや炎症を取り除くためにコルチゾン注射を打ったことを明かした。さらに復帰時期については「詳細は未定。1日ごとに状態を見ていく」と語った。フロスタッド氏によると、現在は上半身の回転を伴う動きはできず、限定的な運動にとどめているという。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」はトラウトの怪我が最近多いことを指摘した上で「健康な時は安定してMVPレベルの活躍をしている」と解説。「エンゼルスの成功に最も重要な人物」としたうえで、不在の間は「オオタニをはじめ、ウォルシュやウォードらから、さらなる打撃力が必要になる」と主張している。トラウトは今季79試合出場で打率.270(282打数76安打)、24本塁打、51打点。7月12日(同13日)のアストロズ戦を最後に戦列離脱が続いている。
(Full-Count編集部)