「誰もこんなの打てん」 “超遅球”で翻弄…球速差51キロ、緩急自在のボールが「職人技」
オリックスの比嘉は最速147キロ、最遅96キロの投球で鷹打線を翻弄した
■オリックス 7ー4 ソフトバンク(24日・京セラドーム)
オリックスの39歳右腕、比嘉幹貴投手が24日、京セラドームで行われたソフトバンク戦の6回に登板。3者三振の好投で今季2勝目を挙げた。最速147キロの速球に96キロのカーブを交えた球速差51キロの“緩急投球”にファンは驚愕。「緩急おじさん」「アラフォーと思えない身体のしなやかさ」「比嘉おじのカーブ気持ちいい」と声を上げた。
比嘉は4-4の同点で迎えた6回に登板。今宮、グラシアル、野村大をいずれも空振り三振に仕留めた。打線はその裏に2点を挙げて勝ち越し。比嘉に今季2勝目が転がり込んできた。グラシアルにはスローカーブを2球投じ、野村大には147キロで三振を奪うなど、39歳右腕の熟練の投球はファンの心に刺さったようだ。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに「【球速差51キロ】比嘉幹貴『恍惚の13球…圧巻3者連続三振』」のタイトルで動画を投稿すると、続々とコメントが寄せられた。「誰もこんなの打てんな……」「その投球技術は芸術の域」「比嘉のスローカーブは芸術」「これぞ職人技って感じで好き」「緩急差えぐいよ」「スローカーブたまらん」と39歳右腕の投球を称賛していた。