BC栃木入り高岸、初練習で“美キャッチボール” 元阪神右腕も絶賛「めっちゃいい」
入団会見から6日後、炎天下でメニューみっちり消化
独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに加入したお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行投手が25日、栃木・エイジェックさくら球場で行われたチーム練習に初めて参加した。炎天下でも精力的に動き、チームメートを驚かせた。
栃木の練習着で登場した高岸は「栃木に、日本に、世界に、みんなで元気を与えていきましょう!」とあいさつ。ナインと一緒にお決まりのフレーズ「やればできる!」と叫んだ。
キャッチボールでは、相手を務めた元阪神の高野圭佑投手が「めっちゃいいボール」と絶賛。「この球投げられるんだという感じでした。すごく楽しみですね」と頷いた。
愛媛・済美高、東洋大で投手としてプレーし、プロを目指したが怪我で断念。ティモンディとして活動を始め、昨年4月にはプロ野球の始球式で“芸能界最速”の142キロをマーク。今年6月に行われた栃木の入団テストで、チームの選手と計5打席対戦して1安打に抑え、独立リーグながら“プロ野球”にも身を置くことになった。
今月19日の入団会見では「得意球はエール球(だま)。これで押せる投手になりたいと思います」と意気込んでいた。現在は練習生の扱いで、公式戦に出場するには選手契約に昇格することが必要となる。